世界を表現するフラとの出会い
自分たちのお店の仕事は毎日が夢のようでした。
大好きなスイーツを好きなだけ思う存分作れる!
幸せに満ち溢れた毎日が過ぎていきましたが、
必然的に摂取量も増えるため
体重コントロールが難しくなってきたのが幸せな悩みでもありました。
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オープンから5年ほど経ち、カフェの運営も順調な中。
ランチとティータイムの合間にできたアイドルタイムに
カロリー消費目的でちょっとした運動が出来ないか、
そんなことを考える心の余裕も出てきました。
そんな折、フラを始めた知人の発表会を見に行く機会がありました。
フラはハンドモーションで様々な自然、感情を表現するダンス
と説明を受け、
実際に知人のフラを見ると、
彼女の手の動きにきれいな『月』が見えたように感じました。
感想をそのまま知人に伝えると、
まさにその動きは『月』を表すモーションだった、と言われ、更に驚きを受けたともみ。
(見る者に全身の動きでそこにないものを『ある』ように見せる事が出来る『フラ』。
なんて魅力的なんだろう)
フラの世界観にすっかり魅了されたともみ。
この体験をきっかけにフラを習い始めます。
これがともみとフラとの初めての出会いでした。
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(・・・サワサワ・・・ソヨソヨ・・・)
(・・・ワア、モウスグアエルノ?・・・)
(・・・ドウカナ、カナリチカヅイタケレド・・・)
(・・・ハヤクアイタイナ・・・)
つづく
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