アースニックの誕生

時は1999年。
この頃世の中では、ノストラダムスの予言が当たるかどうか、話題になっていました。
1999年7月に人類が滅亡する。これまで数々の予言を当ててきたため、
半信半疑どころか密かに信じていた人も非常に多く、ともみの父親もその一人でした。

予想に反して7月は何事もなく過ぎていきました。

父はともみたち家族を集め、

「予言が外れて、家族みんな生き残ったらあとは余生だと思って楽しもう、と決めていた」

そう言って、 突然 出店のために父名義でカフェの建物を建ててくれたのです。
しかも返済はカフェオープン後でいい、とまで言ってくれて。

こうして思いがけない形で、木更津の実家近くの場所に姉妹の初の店、
「アースニックカフェ」を出店することが決まりました。

弟子入りしたい、と押しかけ お世話になった洋菓子店の店長に
出店が決まったことを伝えると、応援してくれて円満退職に。

それからカフェオープンまでの約1年間。

ともみは沖縄に、姉はオーストラリアにそれぞれ放浪の旅に出ることに。

ここでも色々あったのだけれど、長くなるのでまたいつか。
この度で お互い自分のやりたい店のイメージを膨らませて帰郷。

2000年にアースニックカフェがオープンしました。 

つづく

Hula o ka Māpunahele

人生に喜びを与えてくれるフラ フラは歌詞の中の景色、思いをよみがえらせ、見ている人に伝えます。 波や風、木々や草花の模倣をしながら踊るしなやかさとコアのある動きは、筋力、体力の向上とともに、想像力、精神面、心の栄養など様々な側面から育んでくれます。 小さなお子様からシニアのオハナ(フラで結ばれた家族)とともに愉しみながら、肩の力を抜いて一生涯学べるような教室です。

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