見えない存在に見守られて
めぐるめぐみ ALOHAの泉
ホームページのConceptを開くと、始めにこの言葉があります。
「ALOHA」。ハワイ語でもっとも知られている言葉で、一般的には挨拶の言葉として知られていますが、この言葉にはハワイアンの精神性を表す意味があります。
「アロハスピリット」とは人々の心と精神の調和である。そしてアロハスピリットは人々を自分自身に立ち返らせる。人々は良い感情を考え、他者へ良い感情を表さねばならない。
ハワイ州法(第5上7項5)より
Aloha to learn that is not said,
to see what cannot be seen
and to know the unknowable.
「アロハとは語られざるものを知り、見えざるものを見、不可知なものを知ること」
ハワイ王国8代目の女王、リリウオカラニ女王の言葉
ハワイ州観光局サイトより引用
ここからのストーリーはカウプイミリアともみが、
アロハスタジオ「フラオカマープナヘレ」を主宰するもっとずっと、昔。
アロハスピリットに見守られながら成長していくストーリーです
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「ねぇおかあさん。
なんで足はしびれると『あしがいっぱい』になるの?」
「あら、『足がいっぱい』だなんて。
この子はおかしなことを言うねぇ・・・」
(なんでなんで?
おかあさん、私はしりたいの。
あきれてばかりじゃなくて、おしえて!)
それだけじゃない。
おそらのくもはどうしておそらからおちないの?
くももそう。
かぜだって。どこからふいてくるの?
おはなもふしぎ。どうしておひさまのほうを見てるの?目があるのかなぁ。
わたしのまわりはふしぎがいっぱい
つぎからつぎへあふれてる。
だけど
いちばんわからないのは
こんなにせかいにはわからないことがいっぱいあるのに、
ぜんぜん『きづいていない』ひとがいっぱいいるってこと。
もしかして、みんなにはみえていないのかなぁ・・・
(・・・ソヨソヨ・・・サワサワ‥‥)
(・・・アノコハ『キガツイテ』イルネ・・・)
(・・・ケレド、マダ ワタシタチノコトハミエナイミタイ・・・)
(・・・フフフ・・・アエルノハマダサキカナ・・・)
あれっ?いまはなしてたのはだれ?
かぜがおしゃべりしてたの・・・?
もっと聞こうと耳をすましたけれど、それ以上は聞こえませんでした。
(つづく)
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