見えない扉

理由をあれこれ頭で考えても
答えが一向に分かりません。
けれども「このまま入ることはできない」ことは
感覚が体を伝って訴えかけてきます。


その時、ふと覚えたてのオリ、
「クーニヒ・カ・マウナ」が口をついて出てきました。


クーニヒ・カ・マウナのオリとは、
聖域に入る前に許可を乞う詠唱する言葉のことで、
フラでもレッスンの最初に教室を始める前に唱えます。


私のクーニヒを聞いて、
同行した仲間たちも分かるところを一緒に唱え始めました。


その音を聴いたカイミ氏が、入室を許可するカヘアを唱え、
さらにゼスチャーで「入っておいで」と手招きをしてくれました。
その時私は神殿から入室の許可を頂いたように感じられ、
不思議とすっと中に入ることが出来ました。


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Hula o ka Māpunahele

人生に喜びを与えてくれるフラ フラは歌詞の中の景色、思いをよみがえらせ、見ている人に伝えます。 波や風、木々や草花の模倣をしながら踊るしなやかさとコアのある動きは、筋力、体力の向上とともに、想像力、精神面、心の栄養など様々な側面から育んでくれます。 小さなお子様からシニアのオハナ(フラで結ばれた家族)とともに愉しみながら、肩の力を抜いて一生涯学べるような教室です。

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