フラ発祥の地 ラカの神殿へ

離陸前も色々あってハラハラしましたが、
ようやくカウアイ島に到着しました!


一日目はそのままホテルに向かい、
二日目にラカの神殿に行く事に。


ガイドのYさんの印象は不思議な感じで
ホテルに向かう途中も
「ここ、人魚がいるのよ」
「この山の上には鳥人間がいるの」など、
本当なのか、見えない世界の話なのか、印象深い言葉ばかり。


けれど、彼女がそういうミステリアスな要素を持った人なのか、
それともカウアイ島が不思議なパワーを持った場所なのか・・・


このあとあんなに沢山の不思議な体験をすることになるとは
この時は思ってもいませんでした


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ツアー二日目。
ラカの神殿に向かう日です。


Yさんが連絡してくれたアリイのカイミ氏が
私たちの話を聞いてぜひに、と快諾し同行してくれることに。


しかも、ラカに入れるだけでも充分なのに
カイミ氏も来てくれるので、せっかくなら
その場所でフラを一曲奉納してみては、と
ありがたい申し出も渡航前におっしゃってくれたのです


私たちはその滅多にない貴重な機会に向けて
曲の意味を考えてある曲に決め、奉納の日に向け練習を積んできました。


ラカの神殿は山の中腹にあります。
その場所まで車で入れないので、途中で下車して徒歩で向かいました。


メンバーの中には足腰の弱い人もいて、
日ごろから平坦な道でさえ 歩くことが厳しい状況であることも知っていたため、
この行程がどれだけ厳しく辛いものだったか容易く想像がつきます。


なのに音を上げずに、懸命に歩を進めている姿を見て
いつの間にか他のメンバーも互いに声をかけ励ましあっていました。


神殿に到着した時点で 私たちはもう感無量。
今回の旅のミッションがすでに完了したかのように
私たちの中には充実感でいっぱいでした。


いよいよ神殿に入ります。


まずカイミ氏が中へと入っていきました


神殿の入り口には石が列になって敷かれていて
中に入るためにはその石をまたがなければなりません。


カイミ氏に続いて中に入ろうとしたその時、
私はある違和感に出会いました。
どうしてもこの石をまたぐことに抵抗があります。
まるで堅く閉ざされた見えないゲートがあるように。
なかなか一歩が出ません。

(つづく)


Hula o ka Māpunahele

人生に喜びを与えてくれるフラ フラは歌詞の中の景色、思いをよみがえらせ、見ている人に伝えます。 波や風、木々や草花の模倣をしながら踊るしなやかさとコアのある動きは、筋力、体力の向上とともに、想像力、精神面、心の栄養など様々な側面から育んでくれます。 小さなお子様からシニアのオハナ(フラで結ばれた家族)とともに愉しみながら、肩の力を抜いて一生涯学べるような教室です。

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