強い決意がハワイの神さまへと道を繋げた

ハワイに行きたい。
フラが生まれた場所、カウアイ島に行きたい。
どうにかして行きたいけれど、なかなか家族に切り出せずにいた時、
フラ仲間の親しい友人がハワイで挙式をする話が 突如舞い込んできたのです。

(これは、チャーンス!!)

またまたともみのアイデアがひらめきました。

結婚式に参列するという名目で、堂々とハワイに行ける!
あんなに躊躇していた渡航話もあっという間に夫に伝え、
すぐにカウアイ島行きプランを練り始めました。

**************

ハワイ島には ヘイアウ という聖域が数多くあり、
中には今も現地の人が大切に管理している場所もあり、
観光客が許可なく立ち入ることを禁じている場合があります。

今回、行こうと計画しているのは
フラ発祥の地と言われているラカの神殿(ヘイアウ)
ここもその区域の一つで、
訪れるには専門のガイドに仲介を頼まなければなりません。

ツテが無かったので、SNSで探しあてた人を頼りに
何人か連絡を取ってみたものの、
日程が合わなかったり、先約があったりとなかなか決まりません。

********

ガイドが見つかるまでだけではなく、
渡航直前での空港でのハプニングや宿泊先での不思議な体験など、
カウアイ島ツアーにはエピソードが盛り沢山!
なのでカウアイ島ツアーだけでも別記事を書く予定です

********

無事ガイドも見つかる頃には、
同行者もフラ仲間数人+娘と決まり、結果的に大掛かりなツアーとなりました。
日本の空港では天候も危ぶまれ、欠航も覚悟する時もありましたが、

先に申し上げますと 今回のツアー中は、ラカの神殿を訪れるこの日だけお天気にも恵まれました。
今振り返ると、いくつものピンチに見舞われたのですが、
不思議と救いの手が入って切り抜ける事ができたのです。

もしかしたらその時からずっと、この場所が私たちが来るのを
あたたかく歓迎してくれていたのかも。
そう思えてなりませんでした。

最初はただ、フラの聖地ラカの神殿に入れるだけでいい。
そう思って決めたツアーでしたが、
偶然引き受けてくれたガイドが日頃からラカの神殿清掃に参加したり何かと縁深い方で、
私たちのツアーの理由を聞いて
「それならば」と神殿で儀式を取り仕切っている人(アリイ)に声を掛けてくれたのです。

ラカの神殿を取り仕切るアリイのカイミ氏。
彼女は私たちの来訪を聞いて同行を快諾してくれました。

それだけでなく、
一曲奉納してみませんか?と思いがけない提案を頂くことに。

ツアーの仲間と相談して奉納する一曲を決めました。

**********

全員でラカの神殿で踊ったフラ。

その曲は、当時まだ覚えたてで練習日数も浅く、
お世辞にも素晴らしい出来栄えだった、とは言えませんでした。
けれど、自分たちなりに曲の意味を考えて決めた踊りです。

フラの神様ラカに捧げる。
その事だけを胸に夢中で踊りました。

つづく 

Hula o ka Māpunahele

人生に喜びを与えてくれるフラ フラは歌詞の中の景色、思いをよみがえらせ、見ている人に伝えます。 波や風、木々や草花の模倣をしながら踊るしなやかさとコアのある動きは、筋力、体力の向上とともに、想像力、精神面、心の栄養など様々な側面から育んでくれます。 小さなお子様からシニアのオハナ(フラで結ばれた家族)とともに愉しみながら、肩の力を抜いて一生涯学べるような教室です。

0コメント

  • 1000 / 1000