森の泉の宝物 = Hula o ka Māpunahele ストーリー =


フラオカマープナヘレ(Hula o ka Māpunahele)


『森の中の愛と知恵が湧き出る光り輝く泉』
  緑豊かな森の中に泉や鳥や蝶、様々な生き物が集まり、
  水浴びをしたり風と共に踊ったり歌ったりと、
  それぞれのスタイルで心から楽しんでいただけるようにつけられたこの名前。
  (HPより引用)


この名前が誕生するまでたくさんのストーリーがありました

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フラと出会ったのが2005年。
姉とオープンしたカフェのすき間時間に披露していた頃から少しずつ仲間が集まってきて数年。
周囲からも「正式に教室として始めたら?」と言われる事が多くなりました。

教室を立ち上げるなら教室名も大切。名前はどうしようかな・・・
そんなことを何となく考えるように。

といいつつも、子育てやフラの準備など一日一日が飛ぶように過ぎていき、
なかなか腰を据えて考える時間が取れずにいました。

特に最近は 年に一度の発表会が目前に迫っており、
踊りの総仕上げや事前の準備で忙しさはピークを迎えていました。

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その数日前、マインドブロックバスターというセッションを受けるという友人に、
タイミングが揃って一緒についていく流れに。

自分は全く受けるつもりはなかったのですが、
ひょんなきっかけで自分もそのセッションを受けることになったのでした。

そのセッションは、心に足かせになっている情報を探り、
あればそれを断ち切るというものでした。

急に受けることになったので特に相談したいことも浮かばず
施術者に一任すると、まずは前世をみてもらうことに。

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「あなたは前世ドラゴンだったみたい。自由に飛び回っていた存在で、
   オスメスの区別がない生き物。
   そんな気質を持っているから、今世人間として生きていくには
   男性、女性の役割や人間としての生き方など
   型にはめられることが多くて生きづらそうね。」

なるほど。

自分が型破りなタイプだとは分かっていたけど、
それがドラゴンの前世から来ていたとは。

「今日はその生きづらさの原因と言えるマインドをカットできるけど、どうする?」

不意に思いがけない問いかけを受けて
一瞬答えに詰まりました。

生きづらさがある、というけれど
これまでの人生に悔いはないし、嫌いじゃない。

でも今より好転すると聞くと興味もある。
短い時間にそんなことが頭を巡り、最終的に出した答えは・・・。

「・・・ちょっとだけ切って下さい」

施術者はカットに必要なモーションを終えたのち、こう告げました。

「今まであなたは、寒さの中で凍えているイメージから、
 森の奥に歩いていくと泉があって、
 その泉の下に沢山のキラキラ光る宝石のような宝物を見つけた感じです。
 これからはこのイメージに変わったのよ」


その時は
「そうなんだ、変わったんだ」程度に聞いていましたが、
まさか偶然受けたこのセッションが教室名のヒントになっていたなんて。
その時は夢にも思っていませんでした。

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それから数日後はフラの発表会。
無事終わったあとは生徒達と楽しく打ち上げをして過ごしました。

楽しく会話が弾む中、話題は以前から出ていた教室名の話に。
生徒達は互いにイメージを膨らませながらピンと来たキーワードを言い合います。

「森はどう?」

「森の中にこんこんと湧き出る泉とかもいいよね」


!!!


驚きました。

出てきたキーワードは 先日受けたセッションで聞いた内容とあまりにも重なっています。
みんなにもセッションの内容を話すと、同じように驚いた反応を示しました。

これはシンクロニシティだね。教室名に間違いないよ!

みんなの声を聴いて、イメージが確信に変わりました。

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森。泉。

ハワイ語で直訳した言葉で教室名を考え、ハワイ語に詳しい知人に見てもらいました。

すると、

「文法が堅苦しくてよくありがち。内容は悪くないんだけどあなたらしさが無い。面白くないな」
と酷評されてしまいました。

これで間違いない、と思っていた名前だっただけに
頭が真っ白に。

ヒントが欲しくてアドバイスを求めると

「きっとあなたなら『知ってる』から。」

といってそれ以上は何も教えてくれません。


思いがけず順調に進んできた教室名でしたが、ここへきてふり出しに。
けれど知人が「あなたなら知ってる」と言ってくれたのなら、きっと見つかるだろう。
そんな予感がしていました。


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そののちしばらくして、レッスンで新しい曲に取り組むタイミングが訪れました。
曲名はとある人名だったのですが、単語の意味を調べると辞書に載っていません。
その単語が造語だったことに初めて気づきました。

フラの歌詞では、幾つかの実在する単語を組み合わせて、
あらたな一つの造語として登場する言葉がいくつもあります。

言葉を重ねて自分で新たに作り出せることを知ったのは
教室名を考えるためにタイムリーなメッセージでした。

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もう一度、「泉」「森」をメインに単語を重ねて教室名を造語で考えてみました。

すると、
「湧き上がる」
「甘い香りがする」
「お気に入り」という意味もその単語から導けることに気付きました。


考えるのが楽しくなり、夢中で考え最終的に誕生したのが
「Hula o ka Māpunaheleフラオカマープナヘレ」でした。


Mā(マー)
は「間」「純粋」

Puna(プナ)
は「泉・湧き上がる」

Nahele(ナヘレ)
は「森」

Punahele(プナヘレ)
は「お気に入り」

Māpu(マープ)
は「甘い香り」

Hele(ヘレ)
は「行く」という意味があります

Māpunahele(マープナヘレ)
には「甘い香りのする場所に行く」、「森の中の湧き出る泉の空間」
「お気に入りの空間」などが込められています


こうして2016年、フラ教室はHula o ka Māpunaheleという名前でスタートを切ったのです


おわり 

Hula o ka Māpunahele

人生に喜びを与えてくれるフラ フラは歌詞の中の景色、思いをよみがえらせ、見ている人に伝えます。 波や風、木々や草花の模倣をしながら踊るしなやかさとコアのある動きは、筋力、体力の向上とともに、想像力、精神面、心の栄養など様々な側面から育んでくれます。 小さなお子様からシニアのオハナ(フラで結ばれた家族)とともに愉しみながら、肩の力を抜いて一生涯学べるような教室です。

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